瑠璃光寺五重塔 (撮影:2018-10) 瑠璃光寺五重塔 (撮影:2018-10)
番号・名称 年 代   構造等
003 瑠璃光寺五重塔 (国宝) 嘉吉2年(1442) 三間五重塔婆、檜皮葺
       
       
       
       
リストに戻る
リストに戻る
    山口県の重要文化財建造物            2017-12-31 現在
特徴等
瑠璃光寺五重塔は、山口を本拠地として活躍した室町時代の守護大名・大内義弘の死後、その弟の盛見が兄の菩提を弔って建立したと伝わり、墨書により嘉吉2年(1442)の建立であることが明らかになっている。高さ31.2m、檜皮葺で、1階に縁、2階に縁勾欄を設ける。屋根は4層まで勾配が緩やかで、軒先が隅で軽快に反り上がる。屋根の逓減率は小さいが塔身の逓減率が大きいので、細身で引き締まった感じで、また、安定感もあるたたずまいである。正面には高い木がないので、塔全体をよ見通すことができるのがいい。大内文化最大の華として地元の人々の誇りであり、いつも多くの観光客たちで賑わっている。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-10-20
瑠璃光寺五重塔 (撮影:2018-10) 瑠璃光寺五重塔 (撮影:2018-10)